Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

米利上げサイクルの最終点は予想を上回る可能性も-ゴールドマン

  • 5月2日のFOMC声明、「前向きなトーン」見込む
  • 6月の利上げ可能性、90%に上昇-ゴールドマン
Photographer: Joshua Roberts/Bloomberg

米連邦公開市場委員会(FOMC)が6月に金利を引き上げることはほぼ確実で、今回の金融引き締めサイクルの頂点が現在の予測より高くなる可能性もあると、ゴールドマン・サックスのエコノミストらが指摘した。

  ニューヨーク在勤のジャン・ハッチウス氏らゴールドマンのエコノミストは調査リポートで、米国経済は成長見通しが引き続き強く、「インフレの先行き見通しも明るさを増した」と指摘。こうした展開や米金融当局者による最近の発言は、5月2日に発表されるFOMC政策声明が「前向きなトーン」になることを示唆しており、「6月利上げの可能性は約90%と、従来の85%から上昇した」と記述した。

  また、FOMCが「結果重視」のアプローチを強める場合、金利サイクルのピークが上昇する可能性があると述べた。

  米金融当局の課題は経済成長を持続的なペースに調整しつつ、リセッション(景気後退)には至らない程よい引き締めを実行することだとし、金利サイクルの中間地点に近づいた兆候はまだほとんどないとの見方を示した。

  「実際、われわれの見積もりでは経済成長をトレンド水準に収れんさせるため必要な4分の1程度の減速があったに過ぎない。この全体像が速やかに変化するとは思わない」と主張。「こうした背景もあり、ピークが3.25-3.5%というわれわれの政策金利予測にリスクがあるとすれば上方向とみている」と続けた。

原題:Goldman Sachs Sees Risk of Higher Peak in Fed’s Tightening Cycle(抜粋)

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