ガンドラック氏の債券ファンド、短めのデュレーションでライバルに差

  • 10年債利回り3%到達-短めのデュレーションがリターン悪化を抑制
  • 金利に対してはおおむね弱気姿勢を貫いている-ガンドラック氏

ジェフリー・ガンドラック氏

Photographer: Kholood Eid/Bloomberg
Photographer: Kholood Eid/Bloomberg

債券ファンドにとって、今年はデュレーションが大きな鍵を握っている。

  ジェフリー・ガンドラック氏の「ダブルライン・トータル・リターン債券ファンド」を中心に、相対優位なパフォーマンスを上げている最大規模の中期債ファンドは、総じてライバルよりもデュレーションが短めだ。「ウエスタン・アセット・コア・プラス債券ファンド」のように出遅れているファンドのデュレーションは相対的に長い。パフォーマンスを決定付ける要素の一つであるデュレーションは、金利の変化に対する価格感応度を示す。

Short Is Beautiful

Funds with shorter duration are generally coming out ahead this year

Source: Bloomberg; Morningstar; company websites

Returns are year-to-date; duration is measured in years using figures most recently posted

  
  米10年債利回りが3%に達する中、短めのデュレーションは損失を抑える役割を果たしている。ガンドラック氏は24日、ニューヨークで開催されたイベントで投資家に対し、「2016年7月6日、われわれは10年債利回りと債券全般に対して最大限の弱気に転じた」と述べた上で、「それ以降、金利に対してはおおむね弱気姿勢を貫いている」と語った。

  ただし例外もある。「 PIMCOトータル・リターン・ファンド」は、最大規模のアクティブファンド10本の中で最もデュレーションが短いにもかかわらず、パフォーマンスはいまひとつ。中期債ファンドは一般的に、ブルームバーグ・バークレイズ米国総合債券インデックスと比較されるが、同インデックスのデュレーションは6.31年。

原題:Gundlach’s Total Return Fund Beats Rivals With Low Duration (1)(抜粋)

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