大和証券G、1-3月純利益は365億円に増加-株式、M&Aなどが貢献

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Photographer: Kiyoshi Ota

大和証券グループ本社の1-3月期(第4四半期)連結純利益は前年同期比63%増の365億円となった。2015年4-6月期以来、11四半期で最高の利益水準。トレーディングや株式、M&Aなどが伸び営業収益を押し上げた。大和証Gが野村ホールディングスの純利益を四半期ベースで上回るのは、野村HDが純損失を計上した16年1-3月期以来。

  また同社は配当政策を変更、より積極的な株主還元策として従来「40%程度」としていた配当性向を今期から「50%以上」に引き上げると発表した。

  小松幹太最高財務責任者(CFO)は27日の会見で、足下の相場環境について「2月以降大変スローだが、為替が落ち着きマーケットも少しずつ回復している」との認識を示した。日銀の金融政策据え置きや南北首脳会談も好材料になろうと述べた。

  第4四半期の主な収益:

  • 営業収益は11%増の1854億円
  • 委託手数料は14%増の191億円
  • 引き受け・売り出し手数料は18%減の65億円
  • 募集・売り出し手数料は3%減の106億円
  • トレーディング損益は11%増の314億円

  26日に発表された野村HDの1-3月期連結決算は、米州事業で過去の取引に関連して引当金を計上したことなどの影響により、前年同期比63%減の227億円となった。

(第3段落に小松CFOのコメントを追加しました.)
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