NAFTA再交渉、米国が数日中のゴール目指す-中国との協議控え

  • 5月1日までの妥結を念頭に3カ国閣僚が3日連続で会合
  • 自動車分野で「大きな進展」とカナダのフリーランド外相

北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を進める米国とカナダ、メキシコの3カ国は、数日中の暫定合意を目指して交渉を加速させている。米国は難航が予想される中国との協議を控えている。

  ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は26日もカナダのフリーランド外相、メキシコのグアハルド経済相と会合を開いた。会談は3日連続となる。フリーランド外相は同日、最大の難関とされる自動車分野で「大きな進展」があったと述べた。

  事情に詳しい関係者3人が匿名を条件に語ったところでは、3カ国は5月1日までに妥結したい考え。この日はカナダ、メキシコ両国からの鉄鋼・アルミニウム輸入に対する関税賦課の一時除外が失効する日でもある。来週にはライトハイザー代表がムニューシン財務長官とともに訪中の見通し。

  ただNAFTAの妥結はまだ確実とは言えず、複数の問題でなお大きな隔たりがあると、関係者3人は述べている。たとえ自動車分野で妥結しても、「サンセット条項」や紛争解決パネルなどで意見の相違がある。ライトハイザー代表は26日に事務所の外で、数日中の妥結があり得るかと記者団に問われたが、コメントを控えた。

原題:U.S. Eyes Nafta Finish Line Before China Overtakes Agenda (2)(抜粋)

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