米10年債利回りは年内2.65%に低下へ、3%付近は「買い」-シティ

  • 次の四半期の供給増加は既に織り込まれている-ストラテジスト
  • 10年債利回りの年内の市場予想中央値は3.14%-ブルームバーグ調査

このレベルで誰が米国債を買いたいだろうか。例えば、シティグループがそうだ。

  この1年で最も長く続いた売り局面が落ち着きつつある中、シティのジャバズ・マタイ、ジェイソン・ウィリアムズ両ストラテジストは利回り3%付近での米10年債購入を勧めている。26日公表のリポートによれば、両氏は10年債相場が上昇し利回りは2.65%まで押し下げられると予想。売られても、利回りが3.1%に上昇するまでは買い増す考えだが、終値ベースで3.15%を超えれば停止するという。

  10年債利回りが今週4年ぶり高水準に達したことを受け、債券投資家は利回りがさらにどの程度上昇し得るかを見極めている。ブルームバーグがアナリスト57人を対象にまとめた年内の10年債利回り予想中央値は3.14%で、じり高での推移が見込まれている。26日の米国債市場では3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、3%を若干下回った。

  マタイ、ウィリアムズ両氏は、大量の債券発行が米国債市場の重しとなる一方、「次の四半期の供給増加は既に相場に織り込まれている」との見方を示した。

  一段の利回り上昇を疑問視しているのはシティだけではない。BMOキャピタル・マーケッツのストラテジストは26日、10年債利回りは過去2営業日におよそ約3.033%で日中の高水準を付け、「ダブルトップ」を形成したとの見方を示した。シティほどではないものの、2.851%までの利回り低下を予想している。

原題:Citigroup Says Buy 3% 10-Year Treasuries, Target Rally to 2.65%(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE