ECB:ノボトニー氏がQE終了後の金融政策の議論呼び掛け-関係者

  • 金融政策そのものについては議論しなかったとドラギ総裁
  • ECBはコメントを控えた、オーストリア中銀のコメントも得られず

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は26日、将来の金融政策についての議論を呼び掛けたノボトニー・オーストリア中銀総裁らの声を退けた。事情に詳しいユーロ圏当局者が明らかにした。

  政策委員会での協議は非公開だとして関係者が匿名を条件に述ところによると、ノボトニー氏は量的緩和(QE)の暫定終了期限である9月から後の政策について議論することを呼び掛けた。数人の当局者がノボトニー氏に同意していたが、大半の当局者がこの問題を検討する時期の設定をドラギ総裁に委ねたという。

  ECBは金融政策の現状維持を決定。ドラギ総裁は記者会見で、政策委は最近の経済指標の軟化についての議論に集中したと述べた。成長の勢いの鈍化を認めたものの、域内景気は堅調で広範な拡大を続けていると強調した。

  総裁は「興味深いことに、われわれは金融政策そのものについては議論しなかった」と発言。「前回会合以降にほぼ全ての国が、度合いは違うが、幾分の成長減速や勢い低下を経験したことは明らかだ」と語った。

  ECBの報道官はコメントを控えた。オーストリア中銀の報道官のコメントは得られていない。

原題:Draghi Is Said to Have Faced Nowotny Plea to Discuss ECB Policy(抜粋)

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