VW:ディース新CEO、利益率改善を約束-1Qは営業利益3.6%減

  • 株価は上昇、排ガス不正問題の費用減を好感
  • 通年の世界販売台数は前年を「小幅に上回る」見通し据え置き

世界最大の自動車メーカー、独フォルクスワーゲン(VW)のヘルベルト・ディース最高経営責任者(CEO)は、利益率改善への決意を強調した。加速する自動車業界の変化にVWを適応させていく意向も示した。

VWのディース新CEO

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  ディースCEOは26日、電子メールで配布した発表文で「利益率、革新力、持続性の点で業界を主導する企業の1社にVWを変身させることが目標だ」とし、「1-3月の業績はわれわれが正しい道を歩んでいることを裏付けた」と述べた。

  フランク・ビッター最高財務責任者(CFO)は同日、排ガスと燃費試験で新たな手順を全世界で採用するため、その費用が下期の利益を圧迫するだろうとの見通しをあらためて示した。ただ、VWの現預金は240億ユーロ(約3兆2000億円)余りに上り、引き続き揺るぎないと説明した。

  1-3月(第1四半期)の営業利益は前年同期比3.6%減の42億1000万ユーロ、売上高は3.6%増の582億ユーロ。通年の世界販売台数は過去最高だった昨年の1070万台を「小幅に上回る」との見通しを維持した。

  排ガス不正問題関連の費用が減ったことや、中国が自動車輸入の関税率引き下げを検討しているとブルームバーグが報じたことなどで、26日のフランクフルト市場でVWの株価は一時4.4%高となった。

原題:VW’s New CEO Pledges to Lift Profitability Amid Industry Changes(抜粋)

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