ゆうちょ銀の佐護副社長がソフトバンク役員に転身-経験買われ

ソフトバンクグループは26日、ゆうちょ銀行の佐護勝紀副社長を常勤の取締役に内定したと発表した。定時株主総会での承認を前提に、6月20日付で就任する。ゆうちょ銀も26日、佐護副社長の退任予定を公表。取締役退任に株主総会での決議が必要なため、6月中旬に正式に退社する。

  同行によると、佐護氏は26日に退任を申し出た。元ゴールドマンサックス証券副社長で2015年にゆうちょ銀行に入行、運用担当責任者を務めている。佐護氏の下で、同行は保守的だったポートフォリオの急速な組み換えを実施。15年3月末に運用資産の52%を占めた国債は17年12月末には同31%に急減した半面、株式や外国証券、オルタナティブなど積極投資型のサテライトポートフォリオ(SP)は48兆円から77兆円に増えた。

  ソフトバンクでの佐護氏の役割について、同社広報担当の小寺裕恵氏は「検討中」だと述べ、招へいする理由を「経営者としての豊富な経験と実績を有し、当社の一層の企業価値向上への貢献が期待できるため」と説明した。ソフトバンクは最先端のテクノロジー企業などに投資する「ビジョンファンド」で10兆円の投資能力を持っている。

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