アジアのジャンク債に投資機会、資金流出が一服-JPモルガン

  • 評価し直されたされたクレジットを買う転換点になり得る-ホー氏
  • 高利回り債ファンド、1月初旬以来初めて資金流入超過-EPFR

JPモルガン・アセット・マネジメントは、アジアの高利回り債市場で投資家信頼感が十分に回復する条件として、既存の資産クラスからの資金流出が弱まっている持続的なサインを確認する必要があるとみている。

  95億ドル(約1兆400億円)を管理するアジア債券責任者のショーヤン・ホー氏はインタビューで、「これは評価し直されたクレジットを投資家が買う転換点になり得る」と述べた。その上で、資金フローには安定の兆しが見られるものの、十分ではないと付け加えた。

  EPFRグローバルのデータによると、高利回り債ファンドは今月の早い時期に投資家が戻ったことで、1月初旬以来初めて資金流入超過となった。バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチの顧客向けリポートによれば、19日までの1週間に高利回り債ファンドに23億ドルが流入し、この1年で最も規模が大きかった。JPモルガンの資金フローも世界的な流れに一致しているとホー氏は言う。

Rising Yields

Yields on Asian high-yield dollar bonds climbs again as 10Y UST piercing 3%

Source: ICE BofAML indexes

     
  社債が大量に発行される中、リスクが高めのアジア社債は今年に入って低迷。米国債利回りの上昇に伴い投資家のジャンク級債への投資意欲が後退したことも影響した。ただホー氏は、アジアのジャンク債利回りは魅力的な水準にまで上昇しつつあるとの見方を示した。

原題:JPMorgan Sees Opportunities in Asian Junk Bonds as Outflows Ebb(抜粋)

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