英バークレイズ:1-3月はトレーディング好調-株式収入が急増

更新日時
  • 株式トレーディング収入は28%増、米国勢に迫る増収率
  • 配当や自社株買い戻しなど株主還元増やしたい-ステーリーCEO

英銀バークレイズの1-3月(第1四半期)決算では、トレーディング収入が市場予想に反して前年同期を上回った。

  26日の発表によると、トレーディング収入は前年同期比8%増の14億6000万ポンド(約2230億円)。2四半期連続で市場予想を上回った。ブルームバーグがまとめたアナリスト3人の予想平均では2%減が見込まれていた。株式トレーディング収入は28%増と急増し、米国勢の32%に迫る勢いだった。

  ジェス・ステーリー最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「配当に加え自社株買い戻しなど他の手段を通じて株主還元を増やす」考えを示した。

  全行の税引き前利益は法的費用を除いたベースで1%増の17億ポンド。アナリスト12人の予想平均は16億ポンドだった。営業純利益は4%減の51億ポンド。

  米司法省と先月合意した金融危機前の住宅ローン証券販売に絡む制裁金20億ドル(約2200億円)が業績に影を落とした。支払保障保険の不当販売を巡る引当金も4億ポンド積み増し。

  不祥事絡みの費用を含めたベースでは2億3600万ポンドの赤字となり、普通株等ティア1比率は12.7%と13.3%から低下した。

  ロンドン時間午前8時13分(日本時間午後4時13分)現在、株価は2.2%安。

バークレイズのジェス・ステーリー最高経営責任者

(出所:Bloomberg)

原題:Barclays Trading Shows Momentum for CEO Staley as Equities Surge、
Barclays Trading Gives Staley Momentum, But Misconduct Bites (1)(抜粋)

(法的費用についてと株価を追加します.)
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