米ボーイング、中型機767の生産拡大へ-貨物機需要で人気復活

  • 767の年間生産機数を20年までに20%増の36機にする計画
  • 受注残は通常の割り引き前で134億ドル相当

ボーイングは中型双発機767の生産を拡大する計画だ。767は、米アマゾン・ドット・コムやフェデックスなどに支持される中型貨物機として新たな人気を集めている。

  ボーイングは25日の決算発表の際、世界の航空貨物市場の回復を追い風に、767の年間生産を2020年までに20%増の36機とすることを決めたと説明。月間では2.5機から3機に増やすこととなり、月間生産ペースの引き上げは16年に入って間もない頃以降で3度目。767の受注残は通常の割り引き前で134億ドル(約1兆4700億円)相当に上っている。

  1980年代に導入された767は旅客機としての需要は後退しているものの、中距離貨物機・空中給油機として再び脚光を浴びている。ライバルのエアバスもアマゾンやユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)と協議後、販売が低迷している「A330ネオ」の貨物機版を検討していると、ブルームバーグ・ニュースは先月報じた。

  ボーイングのデニス・マレンバーグ最高経営責任者(CEO)は電話会議で、「納入スケジュールと生産ペースについて極めてバランスの取れたアプローチを維持していく」とした上で、「貨物市場の基調的な力強さには期待が持てる」と述べた。

原題:Boeing’s 767 Finds New Life as a Freighter With $13 Billion Haul(抜粋)

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