Photographer: Jason Loucas

世界有数のレストラン「ノーマ」の元シェフ、東京で新店オープンへ

  • 「イヌア」は6月29日に開店-予約受付は4月26日開始
  • トーマス・フレベル氏はノーマで3年にわたり研究・開発を率いた

世界で最も有名なレストランの一つである「ノーマ」で3年にわたり研究・開発を率いたシェフのトーマス・フレベル氏が、東京で新店をオープンする。

  ドイツ生まれのフレベル氏は、6月29日に「INUA(イヌア)」をオープンする。提供するのは日本の食材を使った北欧の影響を受けた料理だ。予約受付は4月26日に開始した。

トーマス・フレベル氏

写真家:Jason Loucas

  日本でノーマの人気は高い。同店が2015年にホテル「マンダリンオリエンタル東京」に5週間の期間限定でオープンした時、キャンセル待ちが6万人にも上った。ノーマの料理長レネ・レゼピ氏はイヌアに出資してはいないものの、同店を年に数回訪問して手を貸す見通しだ。

  フレベル氏はデンマークでレゼピ氏と協力してメニューを開発したほか、日本やオーストラリア、メキシコでの出店を支援した。同氏はノーマに計10年間勤務した。

  フレベル氏は電子メールで、「私がノーマと共に来日した時、日本との強いつながりを感じた。風景や文化、食材に惹かれるものがあった。日本を去った時、私の日本での時間はこれで終わることはないと感じた」と振り返った。

  イヌアの料理には、沖縄産バナナ、利尻昆布、北海道産タコや国内産アーモンドなどの食材が使われる可能性があると、ノーマのピーター・クライナー最高経営責任者(CEO)は説明。クライナー氏はイヌアの取締役で、ここ1カ月間東京に滞在している。

抹茶アイスクリームを用意するフレベル氏

写真家:Jason Loucas

  ノーマは「 世界のベストレストラン」で首位を4回獲得。その先駆的サービスのスタイルも大きな話題を呼んだ。シェフは給仕係に任せず、厨房を出て料理を直接出すことが多い。

  また、イヌアはカドカワの支援を受けているとしているが、支援の範囲や内容は明らかではない。

  (バインズ氏はブルームバーグの料理評論家です。 Twitter @richardvines、Instagram @ richard.vines)

原題:Ex-Noma Chef to Open New Tokyo Restaurant With Redzepi Support(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE