野村HD:1-3月純利益227億円、前年同期下回る-米州で引当金

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  • 収益合計は20%増の5112億円-ホールセール部門が好調
  • 自社株1億株、700億円上限に買い戻し、期末配当11円
Photographer: Yuriko Nakao/Bloomberg
Photographer: Yuriko Nakao/Bloomberg

国内証券最大手の野村ホールディングスの1ー3月(第4四半期)連結純利益は前年同期比63%減の227億円となった。ホールセール部門は好調だったものの、米州事業で引当金を計上したことなどの影響で減益となった。

  野村HDが東証に26日開示した資料によると、1ー3月の収益合計は前年同期比20%増の5112億円。委託・投信募集手数料は同6%増の954億円、投資銀行業務手数料は同20%減の226億円、アセットマネジメント業務手数料は同10%増の623億円、トレーディング損益は同35%増の1463億円だった。

  海外拠点の税引き前損益は、米州が260億円の赤字(前年同期は104億円の黒字)、欧州が9億円の黒字(同88億円の黒字)、アジア・オセアニアが64億円の黒字(同25億円の赤字)で合計では187億円の赤字(同167億円の黒字)となった。

  北村巧財務統括責任者(CFO)は26日の決算会見で、収益が前年同期比で伸びた一方で大幅減益となったことに関連して、米州での引当金が300億円強あったことを明らかにした。内容については「詳細は控えるが、法的費用に当たる」と述べた。

  また同社は普通株1億株(700億円)を上限に自己株を取得すると発表した。資本効率の向上と柔軟な資本政策を目的としている。役員報酬として交付する株式にも充当する。期末配当を11円とし、年間では前年と同額の20円とした。

(第3段落以降を追加して更新しました.)
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