Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

【米国株】ダウとS&Pが反発、長期債は下げ幅拡大

更新日時
  • ナスダック総合は続落、ツイッターなど一部ハイテク大手売られる
  • 10年債利回りは年初来最高に、5年債入札はまずまずの結果

25日の米株式相場は総じて反発。米金利の上昇と期待外れの企業決算の影響が吟味される中、日中は前日終値を挟んでもみ合った。ハイテク銘柄は軟調で、ナスダック総合指数は小幅安。米国債市場では長期債が下げ幅を拡大。10年債利回りは3%台を保ち年初来最高に達した。

  • 米国株はダウとS&Pが反発、ハイテク売り根強くナスダックは続落
  • 米国債は長期債中心に下げ、10年債利回りは3%超で推移
  • NY原油は反発、イラン核合意巡る動きに注目-米統計で在庫増
  • NY金は反落、ドル高・長期金利上昇で需要後退-パラジウムも安い

  ダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに上昇した。ノースウェスタン・ミューチュアル・ライフ・インシュアランスのウェルスマネジメント部門の最高投資ストラテジスト、ブレント・シャット氏はブルームバーグとのインタビューで、「米経済にとって金利が高すぎるのか、それはどの金利水準なのかというのが年間を通じ一大疑問になるため、このような行きつ戻りつを続けなければならないだろう」と述べた。

  S&P500種株価指数は前日比0.2%高の2639.40。ダウ工業株30種平均は59.70ドル(0.3%)上げて24083.83ドル。ニューヨーク時間午後4時36分現在、米10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.03%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反発。イランとの新たな核合意に関する手掛かりを求め、投資家は引き続きマクロン仏大統領の動静に注目した。朝方は、米週間統計が在庫の増加を示したことから、前日比で下げる場面があった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比35セント(0.5%)高の1バレル=68.05ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント6月限は14セント上げて74ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反落。ドルが上昇し、米10年債利回りが2014年以来の高水準となる中、需要が後退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は0.8%安の1オンス=1322.80ドルで終了。日中は1320.20ドルまで下げる場面もあった。このほかパラジウムは、ロシア制裁を巡る警戒感の後退を背景に続落した。

  テクノロジー株の軟調でナスダック総合は5営業日続落。16年以来最も長い下落局面となる。ハイテク大手の一角が決算への失望で売られた。ツイッターは成長ペースへの懸念が高まり、一時は7.7%安まで下げた。

  ダウやS&Pが遅い時間に前日比上昇に転じる中、米国債はベアスティープ化した。10年債利回りは3.033%が日中最高だった。

  財務省がこの日実施した5年債入札(350億ドル)はまずまずの結果に終わった。最高落札利回りは2.837%(発行前取引での水準は2.838%)と、2008年9月以来最高だった。

原題:Stocks Push Higher; Dollar Reaches 3-Month Peak: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Bear Steepen as Stocks Post Late Gains; Solid 5Y Sale(抜粋)
Oil Rises as Iran Nuclear Talks Overshadow U.S. Inventory Data(抜粋)
PRECIOUS: Gold Falls on Stronger Dollar; Palladium Extends Drop(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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