ツイッター株下落、年後半の増収率鈍化見通しを嫌気

更新日時
  • 1-3月期売上高は21%増、増収率は2年ぶりの大きさ
  • 月間アクティブユーザー数は3%増の3億3600万人に

ツイッターの株価は25日、増収ペース鈍化見通しが嫌気され、下落した。

  1-3月(第1四半期)の利益は市場予想を上回ったが、今年後半については、幅広い回復が始まった17年並みの増収率を実現することは難しく、16年と同様の伸びになる見通しを示した。

  これを受け、株価は一時7.7%下落した。25日の株式市場取引開始前の四半期決算発表時にはいったん14%高まで買われていたが、下落に転じた。慎重な業績見通しは、16四半期余りにわたる赤字の後に2四半期連続で黒字を維持し好転の兆しを見せていた中で水を差す。同社はライブ動画の配信とコンテンツの個人化を進め、その努力がようやく実り始めており、1-3月期売上高は21%増の6億6490万ドル(約730億円)で、過去2年で最大の伸びだった。月間アクティブユーザー数も3億3600万人と前期から600万人伸び、アナリスト予想を小幅に上回った。前年同期比では3%の増加。

  BTIGのアナリスト、リチャード・グリーンフィールド氏は、「ツイッターはまだ投資家と広告主からの信頼を再建しつつある状態にあるため、勢いを示し続けることが重要だ」と指摘した。

  1-3月期の純損益は一般会計原則(GAAP)ベースで6100万ドル(1株当たり8セント)
の黒字。アナリストの予想平均は1株当たり2セントの赤字だった。GAAPの下でのツイッターの黒字計上は四半期ベースで2度目。一部費用を除く利益は1株当たり16セントで、こちらもアナリスト予想の12セントを超えた。

  4-6月についてはEBITDA(利払い・税金・ 減価償却・償却控除前利益)が2億4500万-2億6500万ドルとの見通しを示した。アナリスト予想は2億1800万ドルだった。

原題:Twitter Falls After Warning Growth Pace Will Slow This Year(抜粋)

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