ECB当局者、インフレの弱さは過ぎ去ると自信-26日は政策維持か

  • インフレはECBの予想ほど低下しなかったとメルシュ理事
  • QEから遠ざかるべき時だ-バシリアウスカス氏

欧州中央銀行(ECB)の当局者らは、最近の経済指標の弱さにもかかわらず、インフレが同中銀の目指す水準に向かうことに自信を深めている。

メルシュ理事

写真家:Akio Kon / Bloomberg

  メルシュ理事とバシリアウスカス・リトアニア中銀総裁のコメントが25日、ユーロファイ誌に掲載された。ECBの発表によると、メルシュ理事の記事は3月21日に寄稿された。バシリアウスカス氏の記事は同月15日に送付されたものだと同氏の補佐官が述べた。その後のデータも2017年に比べた成長鈍化を示唆するものだった。

  メルシュ理事は、インフレ回復への「自信は最近深まり、(ECBが目安とする水準への)収れんは確認されつつある。一つには、インフレ率の低下がECB内部の分析が示唆したよりも小さかったためだ」とした上で、「最終的にはインフレにさらに回復力が出てくるだろう。しかし、ECBの金融政策は辛抱強く粘り強く実施することが必要だ」と続けた。

Slow But Steady

Euro-area price growth has edged lower lately, but is expected to gradually pick up

Source: Eurostat, ECB

バシリアウスカス氏

写真家:Peter Kollanyi / Bloomberg

  バシリアウスカス氏は、債券購入プログラムを段階的に終了させるべき時だという確信を深めているとコメントしている。「幅広い成長が力強さを増す状況や失業率の一貫した低下が見られ、インフレ率が中銀の目指す水準に収れんする条件が整った」ことが理由だと説明。ただ、プログラム終了は「唐突であるべきではない」と付け加えた。

  ECBは26日に政策委員会の決定を発表する。エコノミストらは大きな政策変更が発表されるとは考えていない。

原題:ECB Officials Signal Confidence Inflation Weakness to Pass (1)(抜粋)

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