ついに突破した3%-米国債利回りに立ちふさがるのは株式相場か

  • 2月に3%に迫ったが株式相場が調整され3%には届かなかった
  • すぐに3.5%に向かうというふうには考えていない-ナットウェスト

米国の10年国債利回りはついに3%の節目を達成した。債券トレーダーらが何カ月も前から注目していた水準だ。

  10年債利回りが4年ぶりの高水準に達したことで広がった興奮に水を差したのは、気まぐれな株式相場だ。同利回りは24日、3%をわずかに超えた後、日中の高水準を維持できず2.9995%で終了した。利回りを下げた要因の一つは、キャタピラーやテクノロジー銘柄を中心にした株式相場の下落だ。

専門家が米国債利回りの上昇について語る

Source: Bloomberg)

  米10年債利回りは2月に3%に迫ったが、この利回り上昇をきっかけに株式相場が調整し、3%に届かなかった。3月にはフェイスブックなどテクノロジー株が売られる中で米国債が買われ、利回りが低下した。

  そうしたことから、いったん3%を上回った10年債利回りだが、この先も一本調子に上昇するとは限らない。ナットウェスト・マーケッツの米州戦略責任者ジョン・ブリッグス氏は「総じて利回りは上昇し続けると思うが、3%突破後すぐに3.5%に向かうというふうには考えていない。年末に3.2%前後というのが合理的な見方だろう」と述べた。

原題:Treasuries’ March Above 3% Faces Challenge From Stock Slump (1)(抜粋)

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