アマゾンCEO、ベルリンで抗議活動に直面-SPD党首もデモ参加

  • アマゾンは「税逃れのワールドチャンピオン」の1社-ナーレス党首
  • 労働環境については批判する人々が間違っている-ベゾスCEO
Photographer: MAURIZIO GAMBARINI/DPA
Photographer: MAURIZIO GAMBARINI/DPA

アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は24日、イノベーション(技術革新)に関する賞を受け取るため訪れたベルリンで同社の税対策や従業員の扱いを批判する抗議活動に直面した。

  統一サービス産業労働組合(Verdi)がデモを主催。授賞式が行われたドイツの電子出版社アクセル・シュプリンガー本社の外では350人ほどが「アマゾンに支払わせろ」と書かれた横断幕を掲げるなどの抗議活動を展開した。デモには連立政権に加わった社会民主党(SPD)のナーレス新党首も参加した。

アマゾンに対する抗議活動(4月24日、ベルリンで)

写真家:ショーンギャラップ/ゲッティイメージズ

  同党首は記者団に対し、ベゾスCEOによる社員の扱いはひどく、アマゾンは「税逃れのワールドチャンピオン」である大手テクノロジー企業の1社だと述べ、「賞には値しない」と主張した。

  トランプ米大統領はあまりにも納税額が少なく、既存の小売業に悪影響を与えているとしてアマゾンを名指しで批判。欧州連合(EU)はEU加盟国で得た利益を税負担の少ない国に回しているグーグルやフェイスブックなどの企業に対する新たな課税を検討している。

  ベゾスCEOは、批判を以前受けた際、アマゾンは変わったと説明したが、労働環境については批判する人々が間違っていると指摘。アクセルのマティアス・デフナーCEOとの会話では、ドイツを含めて「われわれの働く環境とわれわれが支払っている賃金を非常に誇りにしている」と語った。

路上デモの様子

(出所:Bloomberg)

原題:Bezos Faces Berlin Protest on Tax Policy, Worker Treatment (1)(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE