イーライリリーの動物用医薬品部門にベインなどが関心-関係者

  • カーライル・グループも買収提案を検討する可能性
  • リリーが売却見送りやスピンオフを選択することもあり得る

イーライリリーの動物用医薬品部門「エランコ」が、プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社のベインキャピタルアドベント・インターナショナルなどの関心を引き付けている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。リリーは不振のエランコについて選択肢を検討している。

  この件が公になっていないことを理由に同関係者らが匿名で語ったところによれば、カーライル・グループもエランコへの買収提案を検討する可能性がある。検討は初期段階にあり、リリーが同部門の売却見送り、あるいはスピンオフを目指すことを選択することもあり得る。

  リリーは昨年、エランコについて新規株式公開(IPO)や売却、合併などの選択肢を検討していると開示。当時、JPモルガン・チェースはエランコの価値が140億-160億ドル(約1兆5200億-1兆7400億円)と評価される可能性があると試算していた。

  リリーの広報担当マーク・テーラー氏は、「市場のうわさや取引の臆測についてはコメントしない」とした上で、「当社はエランコ・アニマルヘルス事業について戦略的選択肢をなお検討中であり、第2四半期決算の発表と合わせて年央に最新情報を提供する予定だ」と説明した。

  ベインとアドベント、カーライルの担当者はいずれもコメントを控えている。

  リリーの1-3月(第1四半期)決算では、エランコの売上高は前年同期比1%減少し7億6100万ドルとなった。主に畜産業界向けの売り上げ減が響いた。

原題:Eli Lilly Is Said to Lure Bain, Advent on Animal Health Sale (1)(抜粋)

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