東エレク:今期営業益予想3660億円、3期連続最高に-メモリ需要旺盛

半導体製造装置メーカーの東京エレクトロンが25日に発表した今期(2019年3月期)営業利益予想は前期比30%増の3660億円と市場予想(3291億円)を上回った。旺盛なメモリー需要や半導体用途の広がりを背景に半導体関連の設備投資は好調に推移する見通し。3期連続で過去最高益を更新する。

  25日開示の資料によると、その他の今期予想は売上高が同24%増の1兆4000億円、純利益が32%増の2700億円で、市場予想(1兆2770億円、2442億円)を上回った。FPD製造装置も大型パネル向けの好調な需要が見込まれるとしている。年間配当は今期823円を予定、前期624円から32%の増配とする。

  東エレクの笹川謙経理部長は決算会見で、 18年の半導体前工程製造装置(WFE)市場はDRAMなどの需要が旺盛で前年比15%程度の成長を見込むと指摘。DRAMについては「データセンター向けサーバーの需要が強く設備投資は活況を呈しており、スマートフォン高機能機種の販売不調による悪影響を帳消しにした」と述べた。

  同社は同時に半導体製造子会社の山梨・東北事業所内に新棟を建設することを決定したと発表した。計260億円を投資する。

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