フリーポート株急落-インドネシア新規則で主要鉱山の先行き不透明に

  • 株価は一時17%下落し2016年1月以来の大幅安
  • インドネシア環境当局の主張に不意打ち食らった-CEO

フリーポート・マクモランは24日、インドネシアにおける同社の主要な金・銅資産であるグラスベルグ鉱山について、同国政府が今月公表した新たな環境基準を採用した場合、採掘の継続は不可能になるとの見解を示した。

  リチャード・アドカーソン最高経営責任者(CEO)は1-3月(第1四半期)決算に関するアナリストとの電話会議で、インドネシアの環境林業省による環境面での「衝撃的かつ失望される」主張に不意打ちを食らったと説明。「このような法令との整合性を図りながらこの鉱山を採掘することは誰もできない。物理的に不可能だ」と語った。

  この発言を受け、フリーポートの株価は下げ足を速めた。一時は17%下落し、2016年1月以来の大幅安を記録し、S&P500種株価指数で値下がり率1位となった。

  新たな環境基準では、鉱山の尾鉱を最終的に河川からどれだけ回収するかが主な争点とみられる。これまでは半分を陸地に戻す必要があったが、同省は90%を求めており、アドカーソンCEOはそれは不可能だと電話会議で述べた。

原題:Freeport Plunges as Indonesia Rule Change Would Imperil Grasberg(抜粋)

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