マクロン大統領:イランとの新たな核合意望む、内政干渉抑制加え

  • 訪米中のマクロン大統領がトランプ大統領と共同会見
  • トランプ氏:米が核合意から離脱しても核計画再始動しないよう警告

マクロン大統領

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

マクロン仏大統領は24日、イランとの新たな核合意を目指し交渉したいと述べた。新たな合意にはイランの核プログラム停止に加え、弾道ミサイル開発の中止と近隣諸国への内政干渉の抑制を盛り込みたいとした。

  国賓として初めて米国を訪れたマクロン大統領はホワイトハウスでトランプ大統領と共に記者会見に臨んだ。トランプ大統領はマクロン大統領の発言に先立ちイランに対し、米国が2015年のイラン核合意から離脱した場合でも核プログラムを再始動させないよう警告した。マクロン大統領の訪米の目的の一つは、核合意にとどまるようトランプ大統領を説得することだった。

  マクロン大統領はイラン核合意について、「私はここ数カ月、これは十分な合意ではないと訴えてきた。われわれはイランとの新たな合意を望む」と、通訳を通じて語った。

  マクロン大統領はさらに、イランとの追加合意は25年以降の核活動制限のほか、弾道ミサイルプログラムの廃止と、イラクやシリア、レバノンなど近隣諸国への影響を抑えることだと説明した。

  トランプ大統領は会談の冒頭、大統領執務室で、イラン核合意は「常軌を逸しており、ばかげたもので、成立させるべきものではなかった」と発言。また、イラン核合意が瓦解(がかい)し、米国の制裁が復活したとしても、イランは核プログラムを再開すべきではないと警告。「彼らが核プログラムを再始動させれば、かつてないほど大きな問題に直面するだろう」と語った。

会見でイランとの新合意望むと語るマクロン仏大統領

(出所:Bloomberg)

原題:Macron Says He Wants ‘New Accord’ After Trump Threatens Iran(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE