4月24日の海外株式・債券・為替・商品市場

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欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:円が続落、一時109円台-米10年債利回りは3%突破

  24日のニューヨーク外国為替市場では円が対ドルで5日続落。米国債利回りの上昇を受け、逃避通貨としての円の魅力が薄れた。

  10年債利回りは一時、2014年1月以降で初めて3%を突破した。供給拡大懸念と米金融政策当局による追加利上げが意識される中で数カ月続いた取引レンジを上抜けた。

  ニューヨーク時間午後4時59分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.2%低下。ドルは円に対して0.1%上昇し1ドル=108円82銭。一時は109円20銭まで上げた。ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.2233ドル。

  ドル・スポット指数は前日終値を挟んでもみ合う場面が目立った。23日にテクニカル上重要な水準を上抜いたことは支援材料となった。

  ドルは対円で5日続伸と、昨年9月21日以降で最長の連続高となった。円はユーロに対して一時0.6%上昇し、1ユーロ=133円49銭を付けた。

欧州時間の取引

  ユーロは一時1.2182ドルと、7週間ぶり安値に下落した。26日に開催される欧州中央銀行(ECB)政策委員会を前に下値を模索する展開となった。
原題:Yen Weakens as 10Y U.S. Treasury Yield Tops 3%: Inside G-10(抜粋)
Euro Orbits 1.22 as Dollar Steadies on Lower Yields: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:株が大幅安、10年債利回りは一時3%超え

  24日の米株式相場は大幅安。一連の企業決算が材料視され、最近の強気相場で上昇をけん引してきた銘柄に売り圧力がかかった。工業やハイテク銘柄が売りを浴び、主要3株価指数はいずれも下落した。米国債市場では10年債利回りが4年ぶりに3%を突破する場面があったが、その後は大台を下回って推移した。

  • 米国株は大幅安、キャタピラー売られる-10年債利回り3%突破も警戒
  • 米国債は長期債が続落、10年債利回りは一時3%超え
  • NY原油は反落、新たなイラン核合意の交渉を仏大統領が提案
  • NY金は反発、産金大手幹部が貿易戦争の経済への影響をけん制

  ダウ工業株30種平均は一時2.5%安と、ここ約2週間で最も大きく下げた。代表的な工業株のキャタピラーは1-3月が利益のピークだとの経営陣の発言が嫌気され、大幅安となった。設備投資が急増したアルファベットも急落し、ナスダック100種株価指数は2%余り下げた。

  S&P500種株価指数は前日比1.3%安の2634.56。ダウ平均は424.56ドル(1.7%)下げて24024.13ドル。ニューヨーク時間午後4時45分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.998%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は反落。フランスのマクロン大統領が新たなイラン核合意の交渉を行うことを提案、米国の離脱回避を試みたことで、制裁を巡る懸念が和らいだ。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物6月限は前日比94セント(1.4%)安の1バレル=67.70ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント6月限は85セント下げて73.86ドル。

  ニューヨーク金先物相場は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は東部時間午後1時すぎ現在で0.5%高の1オンス=1330.30ドル。カナダの産金会社バリック・ゴールドのケルビン・ダシュニスキー社長は年次会合で「貿易戦争は世界経済の助けにならない」と述べた。NYMEXのパラジウム先物6月限は供給懸念の後退を背景に下落。直近2日間の下げがここ1年3カ月で最大となった。

  投資家は、10年債利回りの上昇やそれが他の資産に与える影響にも注目した。コモンウェルス・ファイナンシャル・ネットワークのブラッド・マクミラン最高投資責任者(CIO)は、10年債利回りが「不意に3%を突破した。金利の正常化が始まれば投資家が持つ株式のバリュエーションにも同様のことが起きる。市場がますます注目しているのは、まさにその点だと思う」と話した。

  米国債はまちまち。荒い値動きとなる中で短期ゾーンが上昇、長期ゾーンは売り込まれた。午後にはイールドカーブがスティープ化した。ただ株安が米国債に対する一定の支えとなり、10年債利回りは3%台をわずかに割り込んだ。
原題:Stocks Tumble as Caterpillar, 3% Yields Stun Bulls: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Mixed, Curve Steepens; 10Y Retreats From 3% Level(抜粋)
Crude Slumps as Macron Iran Deal Proposal Eases Sanction Worries(抜粋)
PRECIOUS: Palladium Post Biggest Two-Day Slump in 15 Months(抜粋)

◎欧州債:ドイツ10年債利回り、一時3月以来の高水準も下落

  24日の欧州債市場では、ドイツ10年債利回りが3月9日以来の高水準となる0.66%まで一時上昇したものの、下げて引けた。米10年債利回りが注目の3%に達した後で下落に転じた動きに追随した。ECBの発表によると、20日までの週の償還資金による再投資は131億ユーロと、前週の23億ユーロから大幅に増加していたが、オランダ債の償還資金だった公算が大きい。

  • ドイツ債先物は静かな展開だったが、米10年債利回りが3%に近づくにつれて出来高が急増した
  • ドイツ30年債利回りは1.30%を付けた後に反落。JPモルガンは30年債のショートポジションについて利益確定を勧めた
    • ドイツ2年債入札では実質応札倍率が2.1倍と、前回の1.1倍から跳ね上がり、需要の強さを示した

原題:Bund Yields Dip as USTs Touch 3%; End of Day Curves, Spreads(抜粋)

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します.)
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