Photographer: JEREMY BALES/Bloomberg

VIXの操作疑惑払しょく目指すCBOE-清算手続き改善策を調査

  • 操作を巡る疑惑には「根拠がない」-CBOEが提出文書で言明
  • 先週のVIX急変動、買い注文の不均衡が影響-CBOE

CBOEグローバル・マーケッツは、同社が算出するボラティリティー指数(VIX)の清算手続きの改善策を調査していることを明らかにした。市場では、取引期限を前にした同指数の動きに疑いの目が向けられている。

  CBOEは米証券取引委員会(SEC)に23日提出した文書に盛り込んだ顧客やトレーダー宛ての書簡で、操作を巡る疑惑について「根拠がない」と言明。「われわれの規制措置により操作が見つかれば、迅速かつ徹底的に一掃する」と述べた。

  VIX先物が取引期限を迎えた先週、不正操作を疑う声が再燃した。清算時に利益が出るポジションにしようと、トレーダーがVIXの押し上げを試みている可能性があることが懸念されている。S&P500種株価指数オプションの値動きを基に算出されるVIXは、市場のバロメーターとして注視されている。

  CBOEによると、S&P500種オプションの買い注文の不均衡11万4000枚が、18日の最終的なVIXの清算値に影響した。入札手続きはしかるべき方法で行われたにもかかわらず、「最終的な清算値は市場参加者が想定したであろう値よりも高くなった」という。

  エド・ティリー会長兼最高経営責任者(CEO)とクリス・コンキャノン社長兼最高執行責任者(COO)が署名した同文書でCBOEは、「VIXの清算手続きを改善し、清算値算出の入札で流動性を高めるためにCBOEが取り得る方策をわれわれは評価している」と述べた。
       
原題:Cboe Working to Improve VIX Settlement Process After Wild Swing(抜粋)

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