Photographer: Simon Dawson

アップルによる音楽認識アプリ買収をEUが調査-データ利用を懸念

  • シャザムを利用して自社音楽サービスに顧客を誘導する恐れと指摘
  • アップルが競合サービスに顧客紹介をやめる可能性も調査
Photographer: Simon Dawson

欧州連合(EU)の行政執行機関である欧州委員会は23日、米アップルによる音楽認識アプリのシャザム買収について調査を開始したと発表した。アップルがシャザムのデータを利用し、自社の音楽ストリーミングサービス「アップル・ミュージック」に顧客を誘導する可能性があるとの懸念を示した。

  欧州委は9月4日を期限に、アップルが競合する音楽ストリーミングサービスのユーザーに関する機密情報を不当に利用する可能性があるか調査する。 また、シャザムが「アップル・ミュージック」の競合サービスに顧客を紹介するのをアップルがやめさせた場合、これらの競合が打撃を受けるかどうかもチェックする。

  欧州委は電子メールの発表資料で、「アップルはこうしたデータが利用できることで、競合サービスの顧客を直接標的にしてアップル・ミュージックへの切り換えを促す可能性がある。その結果、競合する音楽ストリーミングサービスは、競争上不利な立場に置かれかねない」と指摘した。

  アップルは調査についてコメントを控えた。

原題:Apple’s Shazam Buy Probed as EU Targets Music App’s Data (1)(抜粋)

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