【米国株】ダウ続落、ハイテクが安い-国債も軟調

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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

23日の米株式相場は小幅続落。テクノロジー株の下げが目立つ中、ダウ工業株30種平均とナスダック総合指数が下落した。米国債相場では10年債が下げ、利回りが3%に肉薄した。

  • 米国株は小幅続落、ハイテク株安い-S&Pとダウは日中もみ合い
  • 米国債は大半が続落、10年債利回りは2.98%に上昇
  • NY原油は続伸、サウジとイエメンの対立激化で3年ぶり高値
  • NY金は続落、逃避需要後退で2週間ぶり安値

  ホッジス・キャピタル・マネジメントのファンドマネジャー、ゲーリー・ブラッドショー氏は、株式相場の材料になっているのは「おそらく、10年債が利回り3%目前にあることだ」と電話で指摘。「投資家をやや神経質にするボラティリティーの上昇が見られる。それに、アップルや半導体株に関する材料も多少、動揺を与えている」と話した。
  
  ダウ工業株30種平均は前週末比14.25ドル(0.1%)下げて24448.69ドル。ナスダック総合指数は0.3%安。S&P500種株価指数は0.1%未満上昇して2670.29。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し2.98%。

  ニューヨーク原油先物市場のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続伸し、2014年12月以来の高値で終えた。イランの支援を受けているイスラム教シーア派系武装組織フーシ派がサウジアラビアを標的に行ったミサイル攻撃が不成功に終わった一方、サウジ主導軍がフーシ派指導者の一人を殺害したと伝わり、相場が上昇に転じた。対ルサール制裁で米政府が姿勢を軟化させたことで、朝方は下げていた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物5月限は前週末比24セント(0.4%)高の1バレル=68.64ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント6月限は65セント上げて74.71ドル。

  ニューヨーク金先物相場は続落。地政学的緊張の緩和とドルの急伸を背景に安全逃避需要が後退した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は1.1%安の1オンス=1324.00ドルで終了。一時は4月6日以来の安値の1オンス=1322.80ドルを付けた。このほか、アルミ生産業者UCルサールの経営権をデリパスカ氏が放棄するなら対ルサールの制裁を緩和する意向があるとの米財務省発表を受け、アルミニウム相場は急落した。

  半導体株は前週からの下げ幅を拡大。半導体企業から予想を下回る決算が相次ぐ中、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は4営業日続落、1.3%安となった。

  米国債は30年債が小幅高となったものの、他の指標銘柄は中期ゾーン中心に下落した。10年債利回りは欧州時間に2.996%を付けたが、米国時間でこの水準が再度試されることはなかった。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル指数と米10年債利回りにみる60日間の相関性を示す指標は、数カ月とどまっていたマイナス圏を抜け出し、プラスに転じた。

原題:Stocks End Mixed as Tech Slumps; Dollar Rallies: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Mixed, Belly Lags; Eurodollar Options Activity Heavy(抜粋)
Crude Surges to Three-Year High as Saudi-Yemen Conflict Heats Up(抜粋)
PRECIOUS: Gold Futures Fall to 2-Week Low as Haven Demand Wanes(抜粋)

(第6段落以降を追加し、更新します.)
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