シアーズ:CEOの投資会社が事業・不動産の買収を提案-株価急伸

  • ヘッジファンドESL、シアーズに対し拘束力のない資産買収提案
  • 家電ブランド「ケンモア」とサービス資産、店舗不動産の取得に言及

シアーズ・ホールディングスのエドワード・ランパート最高経営責任者(CEO)は、自らが運営するヘッジファンドの代表として、より積極的な会社分割を推し進める考えだ。残った事業の存続を確実にし、破産法適用申請を回避することを狙っている。

エドワード・ランパート氏

Amanda Gordon / Bloomberg

  ESLインベストメンツは23日付の書簡で、家電ブランド「ケンモア」や、住宅修繕サービスおよび家電部品交換サービスを売却することで、苦境にある同社の債務プロフィルと流動性は改善するとの見方を示した。また、ESLはシアーズ取締役会の要請があれば不動産を買い取ることにも興味があるとし、取得後に店舗不動産の一部か全部を同社にリースバックすることが可能だと述べた。

  これを受けてシアーズ株は23日の米市場で一時9%高となった。

  ESLはシアーズの筆頭株主。書簡によると、ESLが行った拘束のない資産取得提案で、企業価値は5億ドル(約540億円)と想定される。

  ESLは同時に、12億ドルの負債引き継ぎを含むシアーズ不動産の買い取りも提案した。

  ESLは、最終的にシアーズ資産を取得するかどうかにかかわらず、これら資産が近い将来、同社に「最大の価値をもたらす取引」を通じ売却されることを望んでいると、ESLはブルームバーグへの声明で述べた。

原題:Sears Soars as Lampert Floats Buying Kenmore, Real Estate (1)(抜粋)

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