OPECとロシア、原油減産継続に傾く-過剰在庫解消の目標達成でも

  • サウジ石油相:投資目標が未達、これ以上の原油相場上昇に不安ない
  • 減産終了に厳格な決まりない-ロシア・エネルギー相
Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg
Photographer: Andrey Rudakov/Bloomberg

3年間にわたり原油価格を圧迫した過剰在庫はほぼ解消されたが、世界最大級の産油国の一部は勝利を祝うのではなく減産継続の理由を見いだしつつある。

  石油輸出国機構(OPEC)とロシアが結んだ歴史的な減産合意は目覚ましい成果を上げ、目標とした過剰在庫解消の97%を達成した。だが、サウジアラビアのファリハ・エネルギー産業鉱物資源相は20日にジッダで開かれた産油国会合に際し、石油・ガス産業への投資を引き上げるというもう一つの重要な目標が大幅に未達であるとして、減産を続けるべきだと主張。原油価格は現在3年ぶりの高値水準だが、さらに上昇したとしても全く不安はないと語った。

  ロシアのノバク・エネルギー相もこの会合の冒頭で記者団に対し、原油在庫を5年平均の水準に戻すという当初の目標が達成目前になったからと言って減産をやめることはないとの見解に同意し、「目標達成を手中にしたが、減産終了に厳格な決まりがあるわけではない」と述べた。

Don't Stop `Til You Get Enough

OPEC and Russia have almost wiped out the oil glut, but want to keep cutting to boost prices

Source: International Energy Agency, Organization of Petroleum Exporting Countries

原題:OPEC, Russia Find Reasons to Keep Cutting After Hitting Goal (2)(抜粋)

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