ドイツ銀が約3.7兆円を取引所に誤送金、先月の担保移動で-関係者

  • 問題はすぐに特定され、財務面で実害はなかった
  • 主勘定とユーレックス口座の間で起きたオペレーション上のエラー

Deutsche Bank AG headquarters in Frankfurt.

Photographer: Alex Kraus/Bloomberg
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

ドイツ銀行は先月、日常的に行っているデリバティブ(金融派生商品)取引の担保を口座間で移し替える際に280億ユーロ(約3兆7000億円)を誤って取引所に送金した。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  関係者によれば、ドイツ取引所のユーレックスへの誤送金はイースター(復活祭)の約1週間前に起きた。必要な送金額をはるかに上回っていた。

  ドイツ銀の最高経営責任者(CEO)交代前に発生したこの問題はすぐに特定され、財務面で実害はなかった。だがCEOを退任したジョン・クライアン氏が改善を誇っていた同行のリスク管理プロセスを巡り、新たな疑念も浮上しかねない。
  
  ドイツ銀の広報担当者チャーリー・オリビエ氏は電子メールで、「ドイツ銀の主勘定とユーレックス口座の間での担保の移動で起きたオペレーション上のエラーだ」と説明。「エラーは数分以内に特定され、正された。こうしたエラーがなぜ起きたか厳しく検証し、再発防止策を講じた」とコメントした。

原題:Deutsche Bank Flub Said to Briefly Send Away $35 Billion (1)(抜粋)

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