英中銀総裁:来月の利上げは既定路線でないと示唆-BBCに語る

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  • 年内に行動できる「他の複数の会合がある」と発言しポンドは下落
  • 低調な英経済統計に言及、ただ経済をあらゆる角度から点検と指摘

イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁はBBCとのインタビューで、英国が今後数年間に数回の利上げを準備すべきだが、広く予想されている来月の利上げが既定路線ではないと示唆した。同インタビューを受けて19日の外為市場でポンドが下落した。

  カーニー総裁は当局者が今年1年間に行動できる「他の複数の会合があることを意識」しながら決定を下すことになるだろうと指摘。金融政策委員会(MPC)は経済をあらゆる角度から点検するとしつつも、最近発表された英経済統計が低調な数字であることを認めた。

  カーニー総裁のインタビューの前には、投資家が織り込む5月10日の会合での0.25ポイントの英利上げの確率は、今週発表の弱めのインフレ統計を受けてやや低下したものの、80%余りだった。総裁は次の動きについて日程を示したことはないが、MPCが来月に金利据え置きを決めれば、「当てにならないボーイフレンド」との異名を総裁が取ることになった2014年の方針急変を想起させることになりそうだ。

  ポンド相場はインタビュー内容が報じられたことを受けて0.9%下げ、ロンドン時間午後8時3分(日本時間20日午前4時3分)時点は1ポンド=1.4081ドルで取引された。

原題:Carney Hints That BOE Rate Hike Next Month Isn’t a Done Deal(抜粋)

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