モルガン・スタンレーCEO、市場の先走りけん制-1~3月最高益で

  • ゴーマンCEO:利益率目標を引き上げる用意はない
  • 1-3月のROEは15%と、1月に設定した目標(10-13%)上回る

米銀モルガン・スタンレーのジェームズ・ゴーマン最高経営責任者(CEO)は18日、同行が1-3月(第1四半期)に過去最高益を記録したことを受け、市場が先走りするのを抑えようとした。

  ゴーマン氏は、利益率目標を引き上げる用意はないと述べた。1-3月の自己資本利益率(ROE)が同行が3カ月前に設定した目標を既に上回っているとウェルズ・ファーゴのアナリスト、マイク・メイヨー氏が指摘したのに対し、同CEOは状況が急変する可能性があるとの見方を示した。

ジェームズ・ゴーマンCEO

写真家:Giulia Marchi / Bloomberg

  モルガン・スタンレーの1-3月のROEは15%と、1月に設定した中期目標(10-13%)を上回った。

  ゴーマンCEOはすべての指標が際立って良かったわけではないと指摘。ウェルスマネジメント部門の取引活動が低調だったほか、「厳しく経費を管理しているが、徹底的というほどではない。明らかにリターン向上のためにできることはある」と述べた。

モルガン・スタンレーの債券と株のトレーディング業務はいずれも予想を上回った

(出所:Bloomberg)

原題:Gorman Tempers Euphoria After Morgan Stanley’s Record Quarter(抜粋)

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