米SEC:ブローカーの利益相反ルール見直し案を提示-意見公募へ

  • 「顧客の最善の利益」を巡る新たな基準をSECは提示
  • SECの見直し案は、労働省の受託者規則ほど厳しい内容ではない

米証券取引委員会(SEC)は18日、ブローカーの利益相反ルールの見直し案を提示した。ウォール街の金融機関は、オバマ前政権下で承認されたより厳しい規制に従う必要がなくなる可能性が出てきた。

SECのクレイトン委員長

撮影:Andrew Harrer / Bloomberg

  クレイトン委員長とSECの委員らは、ワシントンで開いた会合で、「顧客の最善の利益」を巡りブローカーに義務付ける新たな規制案について、意見公募の実施を4対1の賛成多数で決めた。新たな基準は現行の要件よりも厳しいが、顧客の最善の利益にかなう助言の努力を投資アドバイザーに義務付ける受託者責任規則ほど厳しい内容ではない。

  米労働省はオバマ政権下で、受託者責任規則の適用対象をリタイアメント口座を扱うアドバイザーに拡大することを目指していたが、連邦裁判所が無効の判断を示し、宙に浮いた状態が続いている。

Registered Brokerages on the Decline

Firms exiting market even as number of representatives has remained steady near 630,000

Source: Finra

原題:Trump’s SEC Poised to Rewrite Fiduciary Rule Dreaded by Brokers(抜粋)

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