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Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

ボラティリティーの復活、新興国株を買う好機-タイタス・ウェルス

  • 経済成長や人口動態の見通しの良さではインドが突出-ランス氏
  • 新興市場最大のリスクは米国の速過ぎるペースでの利上げ
The Shanghai Tower, right, Shanghai World Financial Center, second right, and Oriental Pearl Tower, third right, stand among other buildings in the Lujiazui Financial District along the Pudong riverside in this aerial photograph taken above Shanghai, China, on Monday, April 2, 2018.
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

ここ数カ月にわたるボラティリティーの復活は、さらなる成長が見込まれる中で新興国株購入の好機をもたらしていると、タイタス・ウェルス・マネジメントはみている。

  5億ドル(約540億円)の資産を運用管理するタイタスの創業者エリック・オーネス社長は電子メールでのインタビューで、「われわれの賢明な顧客は、ここ最近2カ月のボラティリティーをポジションの積み増し、あるいは新規購入の機会と捉えている。向こう3年から5年余りの期間に最高のパフォーマンスを上げると予想されるポジションだ」と回答。新興国株と米テクノロジー産業は「オーガニックな成長度合いが最も大きいとみられる」と説明した。
       

Buying the Dips

  米国と中国の貿易摩擦激化が世界の成長に水を差すとの懸念から、MSCI新興市場指数は1月終盤に付けた記録的な高値から約9%下落した。同指数のヒストリカルボラティリティーは2016年11月以来の高水準付近にある。

  タイタスのマネジングディレクター、スコット・ランス氏は同じ電子メールでのインタビューで、新興諸国の中でも成長見通しと人口の可能性でインドが突出していると指摘。同社では、貿易戦争のリスクに加え、成長鈍化や人口の高齢化を理由に中国株に対し「中立のスタンス」を投資家に勧めていると付け加えた。

  一方、新興諸国の経済活動を悪化させる最大のリスクとして、米金融当局による速過ぎるペースでの利上げに言及。米国は引き続き世界で最大の単一市場であり、貿易相手国は自国経済の成長に米市場の拡大を必要としていると指摘した。
         
原題:Volatility Comeback Means Time to Buy Emerging Markets for Titus(抜粋)

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