スペースXの火星行き大型ロケット「BFR」、ロサンゼルス港で建造

  • ロサンゼルス港でBFRの生産開発を開始するとガルセッティ市長
  • 最終的に火星に向かうBFR建造は追加の工場スペースが必要だった

イーロン・マスク氏率いる米スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ(スペースX)は、火星探査を目指し開発を進める超大型ロケットをロサンゼルス港で建造する。

  ロサンゼルスのエリック・ガルセッティ市長は16日のツイートで、「ロサンゼルス港でスペースXが『ビッグ・ファルコン・ロケット(BFR)』の生産開発を開始すると正式発表する。かつてなく遠大な宇宙のかなたへと人間を連れて行くことが期待できる」と表明した。マスク氏は昨年9月にオーストラリアでのプレゼンテーションで、BFRのビジョンを披露していた。

豪アデレードでBFRのビジョンを語るイーロン・マスク氏(17年9月29日)

フォトグラファー:Peter Parks / AFP via Getty Images

  スペースXは現在、ロケット「ファルコン9」や「ファルコンヘビー」をカリフォルニア州ホーソーンの工場で製造。世界中を高速で移動し、最終的には人間を乗せて火星に行くよう設計されるBFRを建造するためには、追加の工場スペースが必要だった。

  BFRの大きさを考慮し、スペースXは水辺に近い場所で製造する必要があると説明してきた。ロサンゼルス港は、追加スペースのリースを巡り同社と協議していると先月明らかにしていた。

  スペースXのグウィン・ショットウェル社長は電子メールで配付した資料で、「当社は2012年以降、ロサンゼルス港を西海岸における回収作業の拠点と位置付けてきた。BFRの生産開発が始まるに当たり、複数の惑星に人間を送ることを後押しする当社のミッションにおいて、ロサンゼルス港はますます重要な役割を担うことになる」とコメントした。

原題:SpaceX Will Make Massive, Mars-Bound ‘BFR’ Rocket at L.A. Port(抜粋)

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