英広告会社WPPのソレルCEOが辞任、不正疑惑の渦中で

  • 新CEOの指名までクアルタ会長が暫定的に執行会長を務める
  • ソレル氏を巡り不適切な行為や会社資産の不正流用の疑いが浮上

世界最大の広告会社、英WPPのマーティン・ソレル最高経営責任者(CEO)が辞任した。同氏を巡り不適切な行為や会社資産の不正流用の疑いが浮上しており、数日後には取締役会が調査結果を公表することになっていた。ソレル氏はいかなる不正行為も否認している。

  ソレル氏はWPPの事実上の創業者で、30年余年にわたって同社を率いて金属カゴメーカーを世界有数の広告会社に育て上げた。エリザベス女王からナイト爵も授与されている。

  ソレル氏(73)は14日遅くにCEOを退くと表明、即日実施された。同社の発表資料によると、新たなCEOが指名されるまでロベルト・クアルタ会長が執行会長を務める。グループ企業ワンダーマンの責任者マーク・リード氏と、WPPの経営企画担当ディレクターのアンドルー・スコット氏は共同最高執行責任者(COO)に就任した。

  WPPはソレル氏に関する調査が終了したとしているが、疑惑の具体的な性質や調査結果は明らかにしていない。同社は疑惑について調査していると3日に発表していた。

原題:WPP CEO Sorrell Quits After Three Decades Building Ad Empire (3)(抜粋)

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