ゴールドマンとPIMCO:社債に妙味-1~3月の下げ後

  • 投資適格の質の高い債券を選ぶべき時だ-PIMCOキーセル氏
  • 高格付け債のスプレッド拡大は行き過ぎている-ゴールドマン

今年1-3月(第1四半期)には社債が無差別に売られたが、ゴールドマン・サックス・グループとパシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は社債市場にも安全な一角があると考えている。

  両社はいずれも高品質の社債を勧め、ゴールドマンは期間の短いものを選好する。

  バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチの指数によると、1-3月の米投資適格社債のパフォーマンスは第1四半期として1996年以降で最悪だった。景気の勢いやレバレッジ、米利上げペースなどを巡る疑問の中、投資家はデフォルト(債務不履行)リスクやデュレーションリスクを敬遠した。

Sinking Returns

High-grade corporate bonds have worst first quarter in years

Source: Bank of America Merrill Lynch index data

  PIMCOの世界クレジット担当最高投資責任者(CIO)のマーク・キーセル氏は10日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「景気拡大の後半にあることを考えると、投資適格の質の高い債券を選ぶべき時だ」と述べ、高利回り債については慎重を促した。

  ゴールドマンのストラテジストらは、債券利回り上昇の中で投資適格社債のパフォーマンスが国債を上回ると見込む。残存1-3年の銀行債や資産担保証券を有望視している。

  マーティー・ヤング氏らストラテジストは12日のリポートで「高格付け債のスプレッド拡大は行き過ぎていると思う」とし、「高品質で期間短め、変動金利」の債券を勧めた。同社は10年物米国債利回りが年末までに3.25%に向かうとみている。

原題:Goldman and Pimco Warm to Battered Corporate Bonds. Some, Anyway(抜粋)

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