コンテンツにスキップする
Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

ゴールドマン、欧州ETFトップ3を目指す

  • ETFを含むコメルツ銀のマーケットメーク部門に買収提案と関係者
  • ゴールドマンは2大取引プラットフォーム運営の最大手2社に対抗
Pedestrians walk through an entrance to the Canary Wharf Crossrail station in London, U.K., on Thursday, Nov. 26, 2015. Crossrail, the U.K. government project to develop a high-speed rail network from the west to the east of London, will add 10 percent more passenger capacity in London, with as many as 24 trains an hour, according to the Department for Transport and Transport for London, which runs the city\'s transport system.
Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

米銀ゴールドマン・サックス・グループは欧州の上場投資信託(ETF)の分野で存在感が薄いが、取引所以外では最も大きい欧州ETFの取引プラットフォームを運営するフロー・トレーダーズと、ジェーン・ストリート・フィナンシャルの最大手2社に対抗しようとしている。

  ゴールドマンのパートナーで、欧州のエクイティーズ執行サービス責任者を務めるエリザベス・マーティン氏はインタビューで、「われわれはETFでトップ3に入りたいと考えている。このビジネスに数年にわたり投資を続けてきたが、過去数週間で完全な自動化を実現した」と述べた。同行は早ければ10-12月(第4四半期)にも株式ETFと商品ETF、債券ETFのトレーディングを開始する。

  年初の売買活動の急増もあって、欧州のETF取引には、金融機関とハイフリークエンシートレーディング(HFT、高頻度取引)業者から等しく関心が集まっている。欧州連合(EU)の金融・資本市場の包括的な規制、第2次金融商品市場指令(MiFID2)の下で取引報告のルールが強化されたことに伴い、ファンドマネジャーは一部ETFのトレーディングを取引所以外のリクエスト・フォー・クオート(RFQ)プラットフォームに移行させつつある。

  ゴールドマンの欧州市場でのプレゼンスは、かつては電話で手配する取引やブロックトレード(大口の相対取引)にほぼ限られていた。事情に詳しい複数の関係者が2月末時点でブルームバーグに語ったところでは、ゴールドマンはETF業務を含むコメルツ銀行のマーケットメーク(値付け業務)部門に買収提案を行った。

  やはり買収を提案した仏銀ソシエテ・ジェネラルに競り勝てば、ゴールドマンは欧州のETF取引業者で3位に浮上する見通し。

原題:Goldman Sachs Takes on Flow Traders, Jane Street in Europe ETFs(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE