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Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

テクノロジー投資のヘッジファンド、株価急落でもプラス10%リターン

  • シレブラ、買収標的となったミュールソフトへの投資が奏功-関係者
  • 世界のヘッジファンド運用成績、約67%がマイナス-ユーリカヘッジ
A monitor displays Amazon.com Inc. signage during the Bilibili Inc. initial public offering (IPO) at the Nasdaq MarketSite in New York, U.S., on Wednesday, March 28, 2018. Bilibili, China's top online platform for streaming animation, is poised to raise $483 million in its U.S. initial public offering, according to people with knowledge of the matter.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

テクノロジー株に投資するヘッジファンド、シレブラ・キャピタル・マネジメントが3月にプラス10%のリターンを上げた。フェイスブックやアマゾン・ドット・コムなど世界的な大手テクノロジー株が急落しても、悪影響をうまく回避した。
  
  事情に詳しい関係者によると、同社の11億ドル(約1200億円)規模のファンドは規模が小さめのテクノロジー企業を対象とするブル・ベア投資戦略で利益を上げた。情報は非公開だとして匿名を条件に語った。買収の標的となったソフトウエアメーカーの米ミュールソフトの株価が3月に42%上昇し、リターンの半分は同社からのものだったという。シレブラは昨年、ミュールソフト株を購入していた。
   
  調査会社ユーリカヘッジによると、世界のヘッジファンドの3月の運用成績は2カ月連続のマイナス。通商摩擦の激化や、世界経済の成長鈍化懸念などが響いた。株価上昇に賭けるライバルが不意を突かれる中でも、ブル・ベア戦略を採るシレブラは相場の急落から利益を得た。

Back on Top

Equity market-neutral hedge funds like Sylebra beat stock-focused peers since February

Source: Hedge Fund Research Inc.

  関係者によると、シレブラは米国以外の銘柄のほか、中小型株を選好。同社の担当者はコメントを控えた。

  ユーリカヘッジが世界で調査対象とするヘッジファンドの約67%が、3月はマイナスの運用成績だった。同社のデータによると、テクノロジーに焦点を絞ったファンドは平均0.2%のマイナスで、プラスを確保したのは38%にすぎなかった。
        

Reversal of Fortune

原題:Shunning Tech Giants Helps Hedge Fund Gain 10% as Stocks Tank(抜粋)

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