量的緩和の出口に「トラウマ」不可避-クレディSのCEOが懸念

  • 資産購入終了が市場に悪影響及ぼすのは避けられまい-ティアム氏
  • ECBは26日の政策委でプログラム終了時期などを議論する公算

クレディ・スイス・グループのティージャン・ティアム最高経営責任者(CEO)は、欧州中央銀行(ECB)で近づく債券購入プログラム終了が金融市場に影響を与えるのは避けられないほか、副作用も見込まれるとの認識を示した。

ティージャン・ティアムCEO

写真家:アンソニー・クワン/ブルームバーグ

  ティアムCEOは12日のロンドンでのイベントで、「緊張は目に見えつつあり、長期化する異例の措置が私がいつも使う言葉の『トラウマ』的な状況なしにどこで終わるかと想像するのは非常に難しい」と発言。量的緩和は「極端な状況に対する合理的な答えではあったが、明確な出口戦略に欠けていることが課題で、それが表れている」と述べた。

  ECBは数年に及んでいる異例な金融刺激策からの脱却に向けて慎重に進んでいるが、米中間の輸入関税の応酬で政治的脅威が高まり、事態が複雑化しつつある。ECBは26日の政策委員会で、債券購入プログラムをいつ、どのように終了させられるか議論するとみられる。

原題:Credit Suisse CEO Sees ‘Trauma’ in Quantitative Easing Exit (1)(抜粋)

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