Photographer: Andrew Harrer

JPモルガンは米企業利益に強気-修正後市場予想をさらに上振れへ

  • 減税効果やM&A活動などが株高を支援-ストラテジスト
  • 「会社見通しとアナリスト予想は低過ぎる可能性高い」
Photographer: Andrew Harrer

JPモルガン・チェースは米国の企業利益に対して強気なスタンスだ。

  減税法案の議会通過を受けて1-3月期利益のアナリスト予想は6%切り上がったが、同行はこの市場予想をさらに4-5%上回るとみている。税制改革や企業の合併・買収(M&A)の活発化、自社株買いなどを理由に、この決算発表期に米国株がさらに上昇するとの見通しを同行は既に示していた。    

  ドブラフコ・ラコスブハス、マルコ・コラノビッチ両氏を含む同行のストラテジストは12日のリポートで、「実際の減税効果やドル安、原油高を踏まえると、会社見通しとアナリスト予想は低過ぎる可能性が高い」と指摘した。

  JPモルガンによると、S&P500種株価指数のバリュエーション(株価評価)は、1株利益(EPS)コンセンサス予想に基づく過去の中央値を下回っている。低金利環境下での企業の記録的な現金保有高が株価の支えになるという。ブルームバーグが集計したデータによれば、過去5年間の米企業利益はコンセンサス予想を平均で3.1%上回った。    
         

 

  ラコスブハス氏はS&P500種の年末目標を3000に設定。これは現行水準から約14%の上昇余地があることを示す。同行のストラテジストは、今回の決算シーズンは「業績予想の上方修正余地が広がることによって、今回のサイクルで最も強い伸び」をもたらすだろうと付け加えた。

JPモルガン米国株戦略

 

原題:JPMorgan Is Bullish on U.S. Earnings Growth Driving Equity Gains(抜粋)

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