トランプ米大統領:NAFTA再交渉を「永遠に」続けることも辞さず

  • トランプ大統領:交渉を巡る不確実性が米国外での投資を既に抑制
  • 自動車部材の域内調達比率、米国は75%に引き上げを提案-関係者

トランプ米大統領は12日、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉を巡るカナダとメキシコとの協議が順調に進展していると述べた一方で、「永遠に再交渉」することも辞さない考えを示した。

  トランプ大統領はホワイトハウスで合意のスケジュールはないと述べ、交渉を巡る不確実性が米国外での投資を既に抑制していることに言及。「われわれがこの交渉を続ける限り、誰もメキシコに多額の資金を投じて工場を建設することはない」と付け加えた。

  大統領の威圧的な発言にもかかわらず、米国は自動車部品での交渉における立場を軟化させている。事情に詳しい関係者3人が協議は部外秘だとして匿名を条件に語ったところによると、米国側交渉担当者は輸入関税をゼロにするために必要な域内部品調達比率を現行の62.5%から85%まで引き上げるよう当初提案していたが、現在は75%への引き上げを提案しているという。これは通商専門誌インサイドUSトレードが先に伝えた。

  トランプ政権はまた、米国製部品の比率を50%にする要求も取り下げたとも伝えられている。

NAFTAについて話すトランプ大統領。

(出所:Bloomberg)

原題:Trump Threatens Endless Nafta Talks Amid Walk-Back on Autos(抜粋)

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