PIMCOのアイバシン氏:今はリスクを減らす時期-環境は「脆弱」

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)のグループ最高投資責任者(CIO)、ダン・アイバシン氏は、今はリスクをやや減らす良い時期だと述べた。

PIMCOのダン・アイバシン氏

bloomberg

  同氏は12日のパネル討論会で、地政学的な緊張や金利上昇により、市場環境は英国の欧州連合(EU)離脱や米大統領選が重しとなった2016年初めより「ずっと脆弱(ぜいじゃく)」になっていると指摘。債券相場は歴史的な基準に照らしてなお割高であり、ネガティブサプライズを吸収する余地が狭まっていると語った。

  アイバシン氏はスイス・ダボスでのUBS主催のイベントで、「われわれは大げさに警戒を促しているわけではないが、ややリスクを減らす時期にあるとは考えている」とし、「市場参加者はもう少し懸念を強めるべきだ。1、2年前に考えていたリスク許容度を若干下げるべきだろう」と加えた。  

  また「米国や新興国、欧州で見られる金融政策や政治の不確実性が影響し、ボラティリティーが高まっている兆候がはっきりと見られる」と指摘した。

原題:Pimco’s Ivascyn Says Time to Cut Risk Given ‘Fragile Situation’(抜粋)

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