Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

新興国投資で98%のライバルに勝利、秘訣は政治回避

  • マーティン・カリーのカテキス氏、新興国投資は20年のベテラン
  • 3-5年先をにらむ、金融や公益銘柄保有-国別より業種別

貿易戦争から実戦の懸念が世界中に浮上する中、株式投資の世界で優れた成績を残す方法がある。政治や保護主義に最も影響を受けにくい銘柄を買うことだ。

  エディンバラを本拠とするマーティン・カリーで新興国株23億ドル(約2460億円)相当を運用するキム・カテキス氏は「政治はリスクの源であって、アルファを生み出さない」と、電話インタビューで述べた。同氏のグローバル・エマージング・マーケッツ・ファンドは過去1年に同種のファンドの98%を上回る成績を残したほか、過去3年では99%に対して勝った。「貿易に絡むゲームはしない」と言う。

キム・カテキス氏

出典:Martin Currie

  カテキス氏が選好するのは、ペルーのクレディコープなど金融機関や、テクノロジー銘柄のテンセント・ホールディングス、中国燃気など公益企業だ。ジンバブエ生まれの同氏は3ー5年で利益をもたらす銘柄を好む。

  新興国投資で20年のベテランのカテキス氏はこの世界について、国別ではなく、業種で判断すると説明。運用する複数のファンドで保有する銘柄は50未満という同氏は、貿易戦争勃発でポートフォリオが傷むことはないとも予想。「私の基本シナリオは、緊張が高まっても言葉の応酬のみというものだ」と語った。

Profit Outlook

Analysts forecasts for EPS growth in 36 months by sectors of MSCI EM index

Bloomberg

原題:A $2.3 Billion Manager Walls Off Politics And Beats 98% of Peers(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE