米議会共和党、モラー氏解任阻止に動く-大統領が批判強める中

  • 超党派法案は解任の司法審査を義務付けている
  • 上院司法委は同法案を12日に審議する予定

トランプ米大統領がロシア介入疑惑捜査や司法省への批判を続ける中、米議会共和党は大統領によるモラー特別検察官解任の阻止に動いた。

  共和、民主の議員2人ずつがそれぞれの個別の法案を統合させ、モラー特別検察官の解任は「正当な理由」がある場合に限られるとする単一の法案にまとめた。共同提案者らが明らかにした。同法案はまた、解任が行われた場合、迅速な司法審査を義務付けている。

  グラスリー上院司法委員長のスポークスマン、ジョージ・ハートマン氏によれば、同委員長はこの法案を12日の司法委で取り上げる予定。ただ委員会メンバーの反対があれば、1週間先延ばしされる可能性があるという。

  こうした動きは、トランプ大統領は激しい表現で批判はしてもモラー氏解任までには踏み込まないとして、同法案は必要ないと主張する共和党議員らに行動を促す可能性がある。

  司法委メンバーでもあるコーニン上院院内幹事もその1人で、モラー氏解任を阻止する法は不必要だと今も考えていると11日に発言。仮に議会を通過しても大統領が署名するかどうか疑問だと指摘した。マコネル上院院内総務も同法は不要だと示唆しており、委員会を通過すれば本会議で採決するとの考えをまだ示していない。

原題:Republicans Moving to Protect Mueller as Trump Unleashes Attacks(抜粋)

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