トランプ大統領:モラー氏こそ「最大の利益相反」、捜査は「腐敗」

トランプ米大統領は11日、2016年米大統領選へのロシア干渉疑惑捜査ならびに同捜査を指揮するモラー特別検察官を再び批判。モラー特別検察官とローゼンスタイン司法副長官には利益相反があるとしたほか、ロシア干渉疑惑捜査は「腐敗している」と述べた。

  トランプ大統領はツイッターに「ロシアとの間に流れる悪い血の多くは、民主党に忠誠を誓った連中やオバマ氏に仕えた人々が率いるいんちきで腐敗したロシア捜査が原因だ」と投稿した。

  さらに、「モラー氏には(FISA=外国情報監視法とコミー氏の書簡に署名したローゼンスタイン氏を除いて)最大の利益相反がある。共謀はない、だから彼らは必死になっている!」と述べた。

  米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)は10日、トランプ大統領が昨年にモラー氏解任を検討したと報道。またCNNは、大統領がローゼンスタイン司法副長官の解任を検討していると伝えた。

  共和党議員らはトランプ大統領に対し、モラー氏の捜査に干渉しないよう警告している。また超党派の議員グループは11日、トランプ大統領によるモラー氏解任を阻止するための法整備を進める計画だ。

  また再選を目指さない意向をこの日表明したライアン下院議長は、モラー、ローゼンスタイン両氏は「職務の遂行を容認されるべきだ」と述べた。

  ライアン議長は「この国には法の支配というものがあり、それはわれわれ全てが守る原則だ」と言明。モラー氏ないしローゼンスタイン氏解任の可能性については、「私にはそれが起こると考える理由がない。起こらないと私は確信している。そのことについて私はホワイトハウスと話しているからだ」と加えた。

原題:Mueller ‘Most Conflicted of All’ Trump Says in Fresh Attack (2)(抜粋)

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