ドラギECB総裁:貿易巡る対立、景況感への悪影響が本当のリスク

  • 米中が導入決定の関税、直接的な影響は大きくない-ドラギ氏
  • 景況感への影響を当局者は特に留意するべきだ

ドラギECB総裁

Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg
Photographer: Jasper Juinen/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は、貿易を巡る好戦的な言葉の応酬が景気への信頼感を損なう兆しが表れないかを注視していると述べた。

  ドラギ総裁は11日、フランクフルトのECB本部で開かれた学生向けのイベントで、「導入済み、あるいは発表された関税による直接的な影響は大きくない」としつつ、「あまり明確に見えない経路で、これらの関税や通商が経済に影響することがあり得る。従ってこの経路、つまり信頼感の経路に特に留意しなければならないと言える」と語った。

  米中の貿易対立がエスカレートする恐れがある中で、企業が投資を先延ばしする可能性もあると指摘。この影響による景況感への下押しは「今後数カ月に極めて重要になるかもしれず、注意して観察することが必要だ」と述べた。

原題:Draghi Says Hit to Confidence Is the Real Risk From Trade Spats(抜粋)

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