ルーブル反発、ムニューシン米財務長官発言で-シリア懸念で下げた後

更新日時
  • ロシア国債への制裁に反対する立場変わらずとムニューシン長官
  • トランプ氏のシリアへのミサイル攻撃示唆するツイートで下げていた

11日の外為市場でロシア・ルーブルは、対ドルで一時の下げから反発した。シリアにミサイル攻撃を行うと警告するトランプ大統領のツイッター投稿を受けてルーブルは午前の取引で下落したが、その後、ムニューシン米財務長官のロシア国債への制裁に反対する立場は変わらないとの発言を受け、トレーダーの懸念が後退した。

  シリアの化学兵器使用疑惑を巡る軍事行動への懸念や、米国による直近のロシア制裁でロシアの金融市場は動揺。ルーブルは午前に一時1年4カ月ぶり安値を付けた。しかしその後、ムニューシン長官の発言をきっかけに上昇に転じ、この約2週間で最高値となった。

  トランプ大統領は11日のツイートで、「ロシアはシリアに対するあらゆるミサイルを打ち落とすと公言している。ロシアよ、準備するがいい。新型で素晴らしい『スマート(精密誘導)』ミサイルがやって来るからだ。自国民を殺りくし、それを楽しんでいるような化学兵器のけだものと仲間になるべきではない!」と述べていた。

  ルーブルはニューヨーク時間11日午後4時50分(日本時間12日午前5時50分)現在、0.7%高の1ドル=62.6023ルーブル。10年物ロシア国債利回りは横ばいで7.59%。ドル建てロシア債の保証コストは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の151bp。


原題:Ruble Whipsawed as Mnuchin Soothes After Trump Syria Threat (1)(抜粋)

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