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Photographer: Akio Kon/Bloomberg

東京、ニューヨーク、ロンドンで住宅価格がシンクロも-IMFが分析

  • 世界的な低金利や機関投資家の投資が住宅価格押し上げに寄与
  • 大きな価格変動が同時発生する事態に備える政策が必要と研究員
Visitors look out from the observatory of the Roppongi Hills Mori Tower, operated by Mori Building Co., in Tokyo, Japan, on Friday, Sept. 29, 2017. Confidence among Japan’s big manufacturers has improved to the highest level in a decade, according to the quarterly Tankan survey released by the Bank of Japan on Monday.
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

世界各地の住宅価格が同じ時期に同じ方向に動く傾向が強まっている様子が、国際通貨基金(IMF)の新たな分析で示された。金融市場の一体化が進んでいることが主な要因という。

  44都市と40の先進国および新興国・地域を対象とするIMFの調査によると、世界的な低金利が世界各地の住宅価格押し上げに寄与。さらにより高いリターンを求める機関投資家が大都市の不動産投資に積極的になっており、富裕層が投資目的で不動産を買っていることも背景にある。

  世界各地の住宅価格が歩調を合わせた動きとなっているのは、同時並行で経済が成長していることも理由だ。2017年は120カ国・地域で成長が上向き、世界的に見て10年以来で最も裾野の広い成長が実現した。

  IMFの研究員、クローディオ・キーファー、ジェーン・ドッコ両氏は10日のブログ投稿で、IMFの世界金融安定報告の分析に基づき、「住宅価格は世界の他の場所の投資家の影響を受ける株式や債券といった金融資産に似た値動きとなりつつある」と分析。ただ、住宅が多くの家計にとって最大の資産である点や、住宅が経済にいかに打撃を与え得るかが、07-08年に示されたことを指摘し、大きな価格変動が同時発生する事態に備える政策ニーズが存在すると主張した。

原題:London Home Prices Now Offer Clues for Buyers in New York, Tokyo(抜粋)

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