中国人民銀の易総裁、国内経済開放に向けた追加措置を約束

  • 本土・香港の株式市場接続の取引枠を4倍にする方針
  • 中国と米国の金利差は居心地の良い範囲にある

中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は11日、国内経済を開放するための追加措置を約束した。さらなる具体策の発表は、米中貿易摩擦の緩和に寄与する可能性がある。

中国人民銀行の易綱総裁

写真家:Qilai Shen / Bloomberg

  易総裁は中国海南省で開催中の博鰲(ボアオ)アジアフォーラムでのパネルディスカッションで、当局が上海とロンドンの株式市場接続の年内開始を目指していると述べた。また、本土と香港の株式市場接続の取引枠を4倍にする方針も表明。その上で、経済開放を進める間に銀行の規制を強化する必要もあると指摘した。

  金融政策については、米国との金利差は居心地の良い範囲にあるほか、預金金利や貸出金利は一段と市場で決定されるだろうと述べた。同総裁は慎重な金融政策を継続する方針をあらためて表明した。

  上海 ・香港株式市場接続の1日当たりの取引枠は、5月1日から130億元から520億元(約8860億円)に拡大されると易総裁は述べた。

  易総裁は、指導部が既に表明していた銀行や資産運用会社に対する外資出資制限を緩和し、外銀に支店と子会社の同時設立を許可する方針もあらためて示した。

原題:PBOC’s Yi Pledges More Steps to Further Open China’s Economy (1)(抜粋)

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