中国3月の生産者物価は伸び鈍化-CPIも上昇率低下

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  • 3月のPPIは前年同月比3.1%上昇、5カ月連続で伸び鈍化
  • CPI上昇率は2.1%に鈍化、春節の影響が薄れたためと統計局

An employee completing an online customer order wheels a shopping cart through a Wal-Mart Stores Inc. outlet in Shenzhen, China.

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国の3月の生産者物価指数(PPI)は5カ月連続で伸びが鈍化した。消費者物価指数(CPI)上昇率も、2月に付けた約4年ぶりの大きさから低下した。

  国家統計局が11日発表した3月のPPIは前年同月比3.1%上昇。2月の3.7%上昇から鈍り、ブルームバーグがまとめた市場予想の3.3%上昇を下回った。3月のCPIは同2.1%上昇。2月は2.9%上昇。市場予想は2.6%上昇だった。

ブルームバーグのトム・マッケンジー記者が中国経済の動向についてリポート

  スタンダードチャータードのシニアエコノミスト、李煒氏(上海在勤)は「今のところ中国が世界にインフレを輸出している兆候はない」と指摘。「政策担当者は今年、インフレに神経を集中させることなく、レバレッジ縮小といった課題を優先させるだろう」と述べた。同氏はPPI、CPI共に2018年後半に2-3%のレンジ内で安定すると予想している。

  国家統計局は発表文で、3月にCPIの伸びが鈍化したのは春節(旧正月)連休の影響が薄れたことが主な原因と説明した。

原題:China’s Factory Inflation Slows as Consumer Price Gains Ease (1)(抜粋)

(エコノミストのコメントなどを追加して更新します.)
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